チェックリストを打ち出して、暮らしの中で「不便だな」「どうにかしたいな」「ストレスが溜まるな」と感じるシーンに出会ったら、『本当はどうしたいのか』を書き出してみましょう。

普段の「不便さ」は、忙しい日常に隠れていて、なかなか改善まで手が回らないものです。気付いた時に、メモしておき、あとでその改善策に取り組んでみましょう。

例1:

毎日郵便がたくさんあって、DMやクーポン、お知らせが机の上に溜まっていく・・・。

Write 「郵便を仕分けして、しまいたい」

改善例:家族の郵便物を分けてしまえる壁ポケットを採用!大切なお知らせやクーポンは、個人が管理する。いらないチラシやお知らせは、その近くの「紙ゴミボックス」に入れておいて、溜まったら捨てられるようにしておく。あとで見るかもしれない情報は、写メを撮っておけば捨てられる。こうしてペーパーレス化を推進し、机の上は毎日キレイ!


例2:

毎朝、子どもの身支度を整えるのが大変!パンツ、ズボン、靴下、ジャケット・・・。色々なものを探してウロウロ。

Write「登園準備をスムーズに行いたい」

改善例:子ども用チェックリストを作成!一つ一つのアイテムの絵も横に書いて、わかりやすく貼っておく。それに対応するように、小さな箱に着替えの順番になるよう、パンツ、ズボン、靴下を引き出しに入れておく。そのうち子どもも慣れてきて、自分でできるようになってきた。


このように、様々な事柄に対して改善をする習慣をつけていくと、少しずつ暮らしが整っていきます。

ここで、注意事項を一つ。

「こうしてみよう!」と改善事項を考えついたら、すぐにアイテムを買いに走るのではなく、まずは手持ちの道具で試してみましょう。空き箱や、牛乳パックを使って、しばらくプロトタイプと手順の検討を行い、その方法があっていることがわかってから、適した道具を入手することをおすすめします。いらない道具が増えることは、整理整頓からかけ離れてしまいます。